「マホニアコンフューサ」
今回は「マホニアコンフューサ」をご紹介させていただきます。
「マホニアコンフューサ」は約600種もの数があるとされるヒイラギナンテンの園芸品種で、原産地は中国です。
公園や街路、ショッピングモールなどの植栽でもよく見られます。
少しアジアンな雰囲気もあるので、リゾートホテルなどでも雰囲気を盛り上げてくれる常緑低木として選ばれています。
葉は細長くスタイリッシュで尖っていて一見硬そうな印象ですが、触れてみるとそれほど鋭くはなく柔らかい葉です。
新葉の時は赤い色の葉ですが、次第に光沢のある濃い緑色に変わっていきます。
寒さの影響で赤くなったりもするので、葉の色の変化も楽しめます。
花は黄色く丸い形をしていて、一つの枝に房のようになって咲きます。
開花時期は4~5月と10~12月の年に2回で10~12月は他の花が少ないこともあり、庭を華やかに見せる植物として重宝されています。
スタイリッシュな細長い葉と鮮やかな黄色のコントラストを楽しむことができます。
目立ちにくいですが、5~6月にかけてブルーベリーに似た実をつけます。
紫色から次第に黒紫色に変化します。
見た目がブルーベリーに似ていますが、食用には適さないため注意して下さい。
「マホニアコンフューサ」は日陰に強い庭木として人気ですが、日当たりの良い場所を好みます。
必要な水分は降雨でまかなえるため、水やりはほとんど必要ないですが、乾燥には少し弱く、乾くと葉が黄色くなってしまいます。
直射日光が当たり続ける場所は避け、半日陰で管理する方が良いでしょう。
寒風に当たると葉が赤くなりますが、寒さ対策も特には必要なくローメンテナンスで育てやすいので安心です。
和洋どちらのお庭にも馴染みやすく、一年中楽しめる「マホニアコンフューサ」。
育てやすいので植栽初心者の方でも取り入れやすいですよ♪
ご自宅のお庭にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?(^^)