今回は「ヒメシャラ」をご紹介させていただきます。
ちょうど今の時期、6~7月の梅雨時期に花を咲かせます。




ヒメシャラは樹高10m~15m程になるツバキ科の落葉高木で、幹も枝も垂直によく伸びます。
若木のうちは灰色の細かくざらざらした樹皮です。
成長すると樹皮がまだら模様に剥離して、赤褐色のまだら模様になり全体が明るい赤褐色のつるつるした樹皮になります。




ヒメシャラの葉は互生する単葉で、長さ4cm~8cm、幅1cm~3cm程の先端が尖った楕円形です。
葉の表面の葉脈状には軟毛があり、緑には浅い鋸歯があります。
また秋になると紅葉します。
花は葉腋径1.5cm~3cm程のナツツバキに似た白色の花を単生させ葉に隠れるように咲きます。
多くの花を咲かせた後に木質で堅い実を付け、成熟すると中にある種がこぼれます。
種が無くなった後も、ヒメシャラの実は殻となって枝に付き続け、落葉後もびっしりと実が付いたままに見えるのもヒメシャラの特徴です。


日当たりのよい場所を好みますが、強い西日が当たる乾燥する場所は嫌います。
植えつけてから1~2年程は根がしっかり張っておらず、水切れを起こしやすいので、土が乾燥したら水やりが必要です。
夏場は乾燥や水切れに注意が必要です。


自然そのままの美しい樹脂が魅力であり庭木としてもおすすめの落葉樹「ヒメシャラ」。
ご自宅のシンボルツリーの候補の一つにいかがでしょうか?


三重県鈴鹿市のthe.Leafでは外構のリノベーション、お庭の造作・リガーデン、
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