今回は「ロウバイ」をご紹介させていただきます。
「ロウバイ」はまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる中国原産の落葉低木です。
中国ではウメ、スイセン、ツバキとともに「雪中の四花」として尊ばれています。



庭植えは半日陰から日なたに植えつけ、春から夏までは日によく当てます。
過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適しています。
庭植えの場合は根付いてからは水やりは特に必要ありませんが、高温や乾燥が続くような時は様子を見て水やりをします。
開花時期は12月~2月頃までで蝋でコーティングしたような半透明の質感で甘く優しい香りの花を咲かせます。



初春の花が終わり、楕円形の大きな葉が青々と繁っている夏に葉の間をかき分けるように探すとロウバイの実を見つけられます。
楕円形でラグビーボールのような独特のフォルムをしています。
実を割ると中に数個の種子が入っています。
ロウバイの種子は発芽率が高く土にまくと割と容易に発芽してくれるようです。
発芽したものが木になって花を楽しめるようになるには数年の時間がかかるようです。

これから開花期を迎える「ロウバイ」。
和風、洋風のどちらにも合い、同時期に開花するクリスマスローズを株元に植えたり、冬咲きのクレチマスと組み合わせたりして冬の庭を楽しむことができます。
ご自宅のお庭のシンボルツリーの候補の一つにしてみてはいかがでしょうか?(^^)


 
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