木製バットの材料としても有名な「アオダモ」。
近年は植木として大変人気があり、シンボルツリーとしても選ばれることが多いですね。
そんな「アオダモ」の魅力をご紹介します。
「アオダモ」は北海道から九州にかけての山の近くなどに広く分布する落葉高木で、
街路樹や公園樹としてもよく植栽されています。
高さは5メートルから15メートルで、幹の太さは50センチメートルほどの大きさに成長します。
木の幹は成長するにつれてシラカバのような白いマーブル模様が現れ、
5月から6月頃には細長い真っ白な花弁の花が咲きます。
丈夫で育てやすいことから、庭木として人気の樹木です。
「アオダモ」は害虫や病気の被害も少なく、初心者でも比較的簡単に育てることができます。
日当たりや水はけの良い場所を好むので、半日陰や明るい日陰の場所に植えるのがオススメです。
ただし、アオダモは寒さに強いのですが乾燥に弱いため、夏場に直射日光が当たる場所は避け、
水をしっかり与えましょう。
肥料は基本的には必要ありませんが、土は水はけの良いものを使用し、もしも育ちが悪い場合は
油かすや腐葉土などを周りに混ぜると良いでしょう。
アオダモが木製製品の材料として利用される理由は、材質が固く粘り気があって丈夫だからです。
特に、木製スポーツ用品としての需要が高く、野球で使用されている木製バットは
反発力・弾力性・耐久性に優れており、多くのメジャーリーガーたちがアオダモ製のバットを使っています。
また、材木としてだけでなく、アオダモの枝や樹皮には利尿作用や尿酸を排出する効果があり、
痛風や結石の治療にも良いと言われています。
アオダモってすごいですね!!
花言葉は、”幸福な日々” ”未来への憧れ” などの花言葉をもつ「アオダモ」。
「アオダモ」は木も花も葉もかわいらしくて、見ているだけでも癒されますね。
乾燥にさえ気を付ければ育てるのも簡単なので、ぜひお庭に一本いかがですか?
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