今回は「ギボウシ」をご紹介させていただきます。
ギボウシ属は世界の温帯地域で栽培されている多年草です。
野生種は東アジアに分布する多年草で日陰でもよく育つ観賞価値の高い植物です。
葉は平たく、多くが楕円形で縦に筋が入ったように見える葉脈が特徴的です。
「ギボウシ」は日陰でもよく育つ上に、葉色や草姿が美しいので「ホスタ」と呼ばれ国内外に愛好家がいるほどです。



ギボウシの花の咲く季節は6月~7月です。
梅雨の間から初夏にかけて開花します。
ギボウシの花の特徴は一日花で、朝開いて夕方には萎れてしまいます。
長く真直ぐに伸びた花茎に縦に連なるように咲きます。
花は下の方から順に咲いていくので、一日花ですが数日間花を楽しめます。
花の色も魅力で白から紫色の涼し気な色の花を咲かせます。

庭植えのギボウシは根付いてからは水やりの必要はありません。
夏の日照りが続くような時はたっぷりと水やりをしましょう。
鉢植えの場合は表土が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりします。



病気は白絹病に注意が必要です。
白絹病は多湿の環境で発生しやすいため、風通しのよい場所で育て予防します。
白絹病にかかった場合は復活できないため、土ごと取り除き処分してください。

丈夫で育てやすい「ギボウシ」。
葉の特徴やサイズも豊富で観葉植物、グランドカバーとしても人気があります。
ぜひご自宅で育ててみてはいかがでしょうか?(^^)
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