
今回は庭木として人気のある「フェイジョア」をご紹介させて頂きます。
フェイジョアは、高さ5~6mになるフトモモ科の常緑小高木で、庭木や生垣にも用いられます。
葉は長さ5~7cmの卵形の楕円形で革のような光沢があります。葉の裏面には綿毛が密に生えて銀白色です。

7月~8月に直径4cm程度の花が咲きます。分厚い花弁の外側は白い綿毛が生え、内側は薄紫色、鮮やかな赤いおしべが特徴的です。

エディブルフラワーとして食べることもできます。フェイジョアの果実は卵状の楕円型で灰緑色。
果肉はパイナップルのような香りがあり、生食やジャムにして食べられます。
フェイジョアは別名をパイナップルグアバといい、日本には昭和初期にアメリカから渡来しました。

栽培環境は日当たりが良く、水はけ、水持ちが良い環境が適しています。
可能な限りよく日の当たる場所で育てて下さい。
果樹が強風で傷つきやすいので、夏から秋にかけて強い風が当たらないような場所だと最適です。
耐寒性に優れていて、冬場は-10℃程度まで耐えることができると言われています。
また病害虫には強いのであまり心配はいらないでしょう。
水やりは庭植えの場合は、根付けばほぼ降雨のみで大丈夫です。
夏場に乾燥が続くようなら水やりをして下さい。
鉢植えの場合は、用土の表面が乾いたらたっぷりとあげて下さい。
剪定は3月~4月に徒長している枝や込みあった枝、地際から出ている枝を剪定して下さい。
フェイジョアは萌芽力が強いので強剪定にも耐えますが間引き剪定を主体にします。
株立ちになりやすいですが主幹を1本に仕立てる方が実がつきやすくなります。
育て易く、見た目もとても可愛い「フェイジョア」
花も葉っぱも果実も楽しめますね☆
ぜひお庭で育ててみてはいかがでしょうか?
the・Leafのお庭にも植えてありますので、ご興味がございましたらぜひお気軽にお問い合わせ下さい♪